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印刷用語解説:高演色性

高演色性

演色性とは、光がものを照らすことによって、ものの色の見え方が変わることを指した言葉です。

例えば、同じりんごでも、太陽光の下で見たりんごと、蛍光灯の下で見たりんごでは、色合いの感じが違って見えるでしょう。太陽光の下では黄色い車と白い車は違って見えますが、トンネルの黄色い光の中ではどちらも同じ色のように見えます。このように、光によって同じものでも色の見え方というものはまったく異なって見えるわけです。

JIS規格では演色性の基準を太陽光とし、太陽光の下見える色合いに近ければ近いほど「演色性が高い」、遠ければ遠いほど「演色性が低い」と定義してします。土山印刷では社内のライトとして太陽光に近い高演色性のLEDライトを採用しており、これによって印刷物の色合いが見る場所によって変わってしまうことを防いでいます。