皆さんは、自社の製品カタログやパンフレットを活用できているでしょうか? ただの注文リストになってはいませんか? カタログには商品注文と、商品のカテゴライズにとどまらない、もっと多くの活用方法があります。製品カタログから商談ツールやDM、動画コンテンツ等を作ることで、もっとあなたの会社のカタログを活用できます!
製品カタログの目的
そもそも、カタログは何を目的として作られるのでしょう。それはずばり”販促”、販売促進のためです。販売促進の目的とは、売上向上です。ただ注文リストにしかなっていないカタログよりも、お客様の注文意欲を高めるようなカタログのほうがずっと売り上げに役立つことは言うまでもありません。
では、お客様の注文意欲を高めるカタログとはどのようなものなのでしょう。すべてのお客様に一律に効果を発揮する販促物などはもちろんありません。それよりも、「お客様に送付する」「展示会や見本市で配る」「商品の納品時に同梱する」などの使い方に応じて内容を少しずつ変更してお客様に渡すのが一番良いでしょう。
詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
製品カタログの活用方法
もちろん、リニューアルする予定がない既存のカタログでも、少し手を加えるだけで、異なった形でお客様に届けることができます。それだけで、これまでカタログに触れてこなかったお客様が手に取ることもあるかもしれませんよ!
デジタルカタログにする
紙カタログを配布するだけでなく、自社のWEBサイトにデジタル化したカタログを掲載してみてはいかがでしょうか。WEB上でカタログを公開することで接点が増えるため、カタログを手に取る方も増えます。
本格的なデジタルカタログを作るのはもちろん効果的ですが、単にPDFデータをWEB公開するだけでも十分です。
さらに、MAツールなどを利用することで、カタログにアクセスした方の行動を確認し、どのような商品に興味を持ったのかなどのデータを蓄積することもできます。
デジタルとのクロスメディア化を進める
ECサイトなどを利用しているなら、カタログをクロスメディア化して損はありません。二次元バーコードを利用すれば、カタログから簡単にWEBサイトへと移動でき、ECサイトでの購入を促すことができます。
加えて、カタログに入りきらない商品の細かなスペックなども、二次元バーコードを使えばWEBサイトで詳細なデータを伝えることや、動画などを使った解説が可能です。
また、ARアプリと組み合わせて、写真を三次元的に見せたり、商品が動いている様子を見せることもできます。これによってデザインの幅をぐっと増やすことができるようになります。
ダイレクトメールにする
カタログのダイレクトメール化も、新しい接点を作る手段です。
もちろん、元のカタログが短いものであれば心配はいりませんが、100ページを超える分厚いカタログは、送る際のコストが高くなるだけでなく、お客様にとっても読むのがおっくうになってしまうものです。
そのため、お客様の購買履歴を見て、興味・関心でジャンル分けしたショートバージョン(ショートフォーム化)を別途作り、お客様ごとに送り分けるのが効果的です。ショートフォームについては、詳しくはこちらの記事やこちらの記事で解説しています。
製品情報をWebデータベース化する
カタログの内容を参照しやすいように、Webデータベース化してみるのもよい手段です。データベースをきちんと作っておけば、一つ一つの商品の特徴などをカテゴライズしたり、検索したりすることが簡単になるため、カタログ改定の際にも負担が軽くなります。また、ECサイトなどと連携をする場合、データベースがあるとないとでは作業負担が変わってきます。
また、担当者に専門的な印刷の知識があり、かつ掲載する商品がすべて完全にデータ化できたならば、自動組版ツールなどを利用して、カタログを半自動的に制作することが可能になります。
デザインなどの自由度は通常のカタログ制作に比べて劣りますし、ツールを使う準備のために最初はコストがかかりますが、一度テンプレートが完成してしまえば、あとは素材となる商品データなどをまとめるだけでカタログが完成するため、長期的にみればカタログ制作の労力をかなり下げられるようになります。
動画コンテンツにする
カタログの情報を使って、商品紹介動画などを作ってみるのはいかがでしょうか。例えば、商品写真に音声・テロップなどを入れ、また実際に商品を利用しているところを撮影すれば、商品1つにつき30秒から1分ほどの動画を作ることができます。
商品を動画化することで、これまで文章では伝えづらかった商品のよさも、お客様に伝え安くなります。また、動画マニュアルなどに転用することで、より分かりやすく使い方などを伝えられるようになります。
動画の重要性については、詳しくはこちらの記事を参考にどうぞ。
また、お手軽に企業PR動画を作成できるサービスについて興味をお持ちなら、こちらのページをチェックしてみてください!
営業ツールにする
カタログに使われている情報を、画像やテキストの形で抽出しておいて共有し、営業商談用のプレゼン資料などに作り変えるのはよい手段です。営業担当者の伝える情報と、カタログに書かれている情報が同じであればそれだけ信頼されますし、それだけでなく他の活動にも利用できる付加価値が生まれます。
まとめ
カタログの活用方法について、簡単ではありますがいくつか説明をいたしました。もちろん、ここに書かれているだけがカタログの活用方法ではありません。それに、個別のカタログのターゲットや情報量によって、ベストの活用方法は変わってきます。
もしもカタログをもっと活用したいと思われたなら、ぜひ土山印刷にご連絡ください。
土山印刷株式会社は、カタログのデザインやページ構成、データ制作、印刷とWebカタログ制作、配送まですべてをワンストップで行っております。
また、既存のカタログを診断して、改善点などのアドバイスを行うサービスも提供しております。カタログについて何か疑問点や、あるいはお困りのことがありましたら、ぜひともお気軽にお問い合わせください!
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