公開日: 2021年3月2日 - 最終更新日:2022年3月23日

結果を出せる営業ツールとは?結果を残すチームが利用しているツールをご紹介

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営業活動はチームワークが重要です。

スティーブン・スローマンとフィリップ・ファーンバックという二人の認知心理学の研究者は、突出した才能がある一人ぼっちの人間よりも、平凡な才能しかない多くの人間が協力し合ったほうがより良い結果を産むという「集団思考」を人間が持っていると自著で発表し、協力の重要性を説きました。

つまり、ものすごく優秀な営業マンがバラバラに行動するチームより、平凡な営業マンしかいないがコミュニケーションが密なチームのほうが遥かに生産性を上げられるのです。

しかし、外回りの営業活動や在宅ワークなど、仕事の形が多様化した現在、職場で集まってただ話すことも難しくなりました。

その上、営業担当者が行う仕事の内、お客様との接点となる活動は業務時間全体の3割程度が平均です。残りの7割は、移動していたり、社内の資料を作ったり、書類に記入するといった雑務の時間であり、協力を行う以前に業務に追い回されて疲れ、十分なコミュニケーションを取ることができなくなっています。

だからこそ、様々なツールを活用して、コミュニケーションを強化し、お客様との接点を増やしていく必要があります。

そこで、チーム内のコミュニケーションを改善、雑務を省力化して営業生産性を上げるためのデジタルツールを紹介いたします。

 

カレンダーツール

お互いのスケジュール把握をしていない状況では、生産性が落ちるのも無理はありません。お互いが今、どこにいるのかを職場のホワイトボードに書くよりも、カレンダーツールを使って電子的にお互いの情報をやり取りしたほうが、テレワークなどで職場にいられないときであっても予定を確認できますし、ダブルブッキングなどの問題が起こることも少なくなります。それに、お互いの予定がわかれば会議の段取りなども楽にでき、予定調整のために話し合う時間を取らなくても良くなります。

Googleカレンダー

Googleが無償で配布しているGoogleカレンダーをまず利用することをおすすめします。チームメンバー内で予定を管理できる他、Gmailなどの他のGoogleのツールと組み合わせることで、予定のすり合わせのためにも利用できますし、集合場所など細かい情報を書き込むこともできます。また、Gmailの内容をそのままインポートすることもできるため、お客様との商談メールをそのままカレンダーの予定に貼り付けられます。

リマインダー機能もあるため、予定の忘れなどを防ぐことができます。

https://calendar.google.com/

 

ビジネスチャットツール

チャットツールを有効活用することで、メールより遥かに簡単に連絡を取り合うことができます。特に、かしこまった文面になりがちなメールに比べて、素早い情報共有や雑談、アイデアラッシュといった相互に意見を出し合う場を作りやすくなり、コミュニケーションを活性化させることができます。

Google Chat

Google ChatはGoogleが無償提供するチャットツールであり、チャットツールに必要な基礎的な機能(文字によるコミュニケーション、ファイル共有、スレッド機能)がそろっています。まずチャットを使い始めるなら、Google Chatを選ぶのがよいでしょう。

https://chat.google.com/

Discord

Discordはもともとはオンラインゲームのために作られた、音声によるチャットと文字によるチャットの両方が使えるツールです。

話題ごとに内容を分けられるチャンネル機能や、ファイル共有機能などもあり、ゲームだけではなく仕事でも便利に利用できます。

加えて、基本は無償で利用が可能です。

https://discord.com/

Slack

Slackはビジネス用に作られた文字ベースのチャットツールであり、ビデオ通話機能・音声通話機能・ファイル共有・チャンネル機能・1500件を超えるビジネスツールとの連携といった仕事に便利な機能がそろっています。

https://slack.com/intl/ja-jp/

Chatwork

Chatworkはビジネスコミュニケーションに特化したチャットツールであり、デオ通話機能・音声通話機能・ファイル共有・チャンネル機能に加えて参加者のタスクを管理する機能がついているのが特徴です。

これによって参加者の予定のすり合わせや仕事の進捗状況を確認でき、円滑な業務遂行につながります。

https://go.chatwork.com/ja/

SpatialChat

SpatialChatはサービスを開始したばかりの音声チャットサービスであり、リアルな職場の雰囲気を音声で再現したものです。

チャットルーム参加者のアイコンが画面上で離れると聞こえる音量が絞られ、近づくと音量が大きくなるため、まるで職場で顔を合わせて会議を行っているような雰囲気を作ることができます。

ただし、音声チャットに特化しているため文字ベースのチャット機能はほとんどありませんし、日本語にも対応していません。

https://spatial.chat/

 

Web会議ツール

商談や社内会議も、オンラインで行えば場所取りなどの必要がなく、出張先やテレワーク時にも簡単に行うことができます。

Google Meet

Googleが無償で提供するWeb会議ツールです。無償で利用できるツールですが、セキュリティ保護機能があり、また画面共有やスマートフォンでの参加機能、チャット機能、最大10万人が参加可能なライブ配信機能などの多機能を備えています。ただし、1回の会議時間は2021年4月以降は60分までに制限される予定です。

https://apps.google.com/intl/ja/meet/

Microsoft Teams

MicrosoftのOffice 365に付属するWeb会議ツールです。セキュリティ保護や画面共有、リアルタイムでのファイル共有機能、Microsoftアプリケーションとの連携機能やチャット機能、最大250人までの同時接続機能、画面に映る背景を変更する機能などを備えています。

https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-teams/group-chat-software

Zoom

Zoomは開催者を除いてアカウント作成不要でWeb会議を開催可能なWeb会議ツールです。データの通信量が非常に少ないという特長があり、ロースペックのパソコンやスマートフォンなどの環境でも接続が安定しやすいという利点があるほか、最大で1000人までの同時接続機能やチャット機能、録画機能などを備えています。アカウント作成の手間がないためお客様との商談で相手に負担をかけず、通信も安定していますが、ただし無料版は40分という時間制限が存在します。

https://zoom.us/jp-jp/meetings.html

 

その他の営業ツール

他にも、営業活動をより効率よく、より定量的にするツールには以下のようなものがあります。特に、新しい営業スタイルである「コンテンツマーケティング」を行うときには、以下のようなツールの導入が必要になるでしょう。

詳しくはこちらの記事を参考ください(コンテンツマーケティングの記事へ誘導)

営業支援(SFA)ツール

SFA(Sales Force Automation)ツールとは名前通り営業活動を見える化し、個々の営業担当者が抱えている案件の数、契約の成約率や顧客訪問回数、日報などをより正確に数値にして管理できるようにするツールです。

チーム内で案件の進捗管理が簡単に行えるようになり、状況に応じて適切な指示を行えるようになるため、より合理的なチームでの営業活動が行えるようになるでしょう。

顧客管理(CRM)ツール

CRM(Customer Relationship Management)ツールとは、前述した営業支援ツールをチームではなく個別のお客様軸で管理するツールです。

個々のお客様毎に今後必要な営業活動の方針を決定できるようになり、また営業担当者が職場移動や退職になった状態でも確実に引継ぎを行えるようになります。

 

営業活動・販売促進施策についてのお困りごとは土山印刷へ!

土山印刷ではお客様の営業活動や販促活動にまつわるお困りごとをフルサービスで支援しています。紙販促・OOH広告・Web販促など、媒体にかかわらない営業・販促サポートによって、お客様の様々な課題やお困りごとを解決いたします。印刷に限らず、企業活動におけるツールの選定からプロモーションなどのフルサポートも可能です。

「営業活動で困ったことがある」「販売促進施策がうまくいかない」といったご相談はお気軽に土山印刷へご連絡ください!

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土山印刷株式会社は京都府に本社を構える印刷会社です。 土山印刷では紙の販促物を使って営業力を強化したいお客様のお手伝い・サポートを行っております。
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