巷ではパワースポットが人気で、併せて御朱印を集める方も多くいます。最近では御朱印帳を持っている方も増えてきました。
弊社が本社を構える京都は、日本の中でも歴史が深く、日本文化を体感できる観光名所が多くあることから、多くの観光客を迎える土地です。
歴史番組や、大河ドラマの舞台として多々取り上げられていますし、最近では歴史上の人物が登場するゲームや漫画、アニメの影響もあって老若男女、季節を問わずに多くの観光客が訪れます。
ニュース番組で「御朱印帳ガール」が取り上げられ、話題になったこともあります。
今回は、御朱印帳にまつわる知識と、弊社の事例をご紹介します。
御朱印帳とは?
御朱印とは、寺社へ写経を納めた(納経)時の受付印であったとされています。
複数の朱印を集めることを集印といい、朱印を押印し集印するための専用の帳面を朱印帳、(朱印に敬称を付けた)御朱印帳、納経帳、集印帳などと呼びます。
起源には諸説あるようですが、西国三十三所霊場詣や四国八十八箇所霊場詣、七福神めぐりなどに代表される巡礼と深く関わっていたようです。
御朱印は各寺社の神仏とご縁を結ばれた証であり、御朱印帳は積み重ねてきた修行の証を記す物です。
寺社それぞれに特長的な御朱印は、お守りやお札と同様にご神体やご本尊の分身にあたるため、御朱印帳を神棚や仏壇にあげている方もあるようです。
神棚や仏壇がない場合は、慶弔用の貴金属や数珠などと一緒に、タンスの最上部などに大切に保管するといいでしょう。
最近は、納経せずとも朱印をいただける寺社が増えているようですが、由来を考えると納経や参拝を経て朱印をいただくのがマナーです。
余談ではありますが、私も一度写経をしたことがあります。
静かな空間で自ら墨を擦り写経する時間は、とても落ち着き、心洗われた気持ちになりました。
御朱印帳の使い方
御朱印帳に種類はあるの?
御朱印帳には主に3種類のタイプがあります。
ブックタイプ
本のように製本されている形のものです。
紐綴じタイプと同様、裏移りが気になる場合があります。
中身が飛び出したり、分解されてしまうことはありませんが、記入していただく際に折り癖がついてしまいます。
蛇腹タイプ
横に長い和紙を蛇腹に折ってある形のものです。
弊社はこのタイプを採用しております。
最初のページから順に書いていくので、今までの参拝した証が一目でわかります。
また、御朱印を書く人が書きやすいです。
通常は右から御朱印をいただいていきますが、裏移りしにくい和紙を使っているので、表裏無駄なく使えます。
紐綴じタイプ
中の和紙が、紐で綴じてある形のものです。
御朱印をいただく時は、紐を少し緩めて書きやすいようにしてお渡ししましょう。
和紙が1重のものが多く、裏移りが気になる場合は1頁ずつ記入してもらっても構いません。
紐を解くと、中身の順番を入れ替えることができます。
寺院と神社、使い分けは必要?
「必ず分けなければならない」という決まりはありません。
しかし、寺院と神社の御朱印が一冊に混在する場合、御朱印を書いてもらえない場合があります。
寺院用、神社用の2種類は分けておいた方が良いかもしれません。
御朱印帳を忘れてしまったら?
御朱印所で忘れた旨を伝えると、半紙に朱印をいただけます。
いただいた半紙を大切に持ち帰り、御朱印帳に糊付けしましょう。
御朱印帳を持っていなくても、半紙をクリアファイルに入れて保管することもできます。
いずれにしても、丁寧に、大切に扱いましょう。
御朱印をいただくのに料金はかかる?
本来、御朱印は信仰のためにいただくものなので、「販売」という形はとっていません。
神社では「初穂料」、お寺では「こころざし」あるいは「志納料」などと言い、志を納めるという形をとります。
一般に300~500円が相場のようですが、寺社によって異なるため事前に確認をしておきましょう。
また、お釣りが出て御手を煩わせないよう、小銭を用意しお釣りは発生させないようにするのがマナーです。
「お気持ちで」と言われた場合は、300~500円をお納めすれば大丈夫です。
弊社事例紹介
弊社のオリジナル御朱印帳ができあがりました!
使いやすい仕様にこだわりました
サイズ | 大判 縦180×横122mm
御朱印をいただきやすいサイズです。 |
タイプ | 蛇腹タイプ
広げると細長い一枚になっています。 |
仕様紙 | 奉書紙
墨書きされるかたも書きやすく、いただいた御朱印の墨や朱肉が裏面に移りにくいです。 |
UVインクジェットで印刷
表紙は、ちりめん生地を職人さんがひとつひとつ手張りしています。
UVインクジェットで直接生地に印刷できますので、オリジナルデザインの御朱印帳の制作も可能となります。
また、ちりめん生地を使うとシボ(凹凸)の風合いがいき、風呂敷や着物のような高級感がでます。
京都らしさを表現したオリジナルデザイン
弊社の本社が京都にあることから、京都らしい絵柄を考案しました。
また、ご希望に応じたデザインでお客さまオリジナルの御朱印帳もお作りすることができます。
お気軽にお問い合せください。